”本来の目的”を考える心で！

東京都のまん延防止等重点措置移行に伴い、一部のクラスの対面レッスンを再開いたしました。

…が、昨日のニュースで、まん防措置移行後の東京都の感染者が徐々に増えていることを受け「より感染拡大の可能性があれば、緊急事態（宣言）というものも我々は再度(4度目)、発令することも十分に念頭に置いております」（田村厚労相）を目にし、渋谷の様子を見ていると「そうだろうなぁ」と思うと同時に、要請に協力し、頑張って踏ん張っていたつっかえ棒に、再度ヒビが入る音がしました。
スタジオを構える渋谷・青山エリアは、それでなくてもオリンピックによる交通規制や使用駅の混雑などで通常レッスンが行えない状態になると予想されます。
周りを見渡しても60歳以下でワクチンを接種出来ている方はほぼおらず(職域枠で特別な方１名のみしか耳にしていません)、そんな中でのオリンピック開催です。

　そもそも原点に立ち返り、緊急事態宣言は誰の為でしょう？

報道では飲食店の問題ばかり取り沙汰されていますが、飲食店へ我慢を強いる事がその目的ではありません。
私達スポーツ＆ダンス施設が我慢を強いられるのも、皆さんが旅行へ行けない、繁華街でのショッピングを制限される、友達や実家の家族に会えないといった不自由も、"我慢を試されている" 訳ではなく、ひとえに医療体制のひっ迫を避ける為です！
大切な人が発作で倒れた、交通事故で大怪我をした…などの時に治療を受けられないという事態をを避けるために、皆で要請に協力しているのです！

　１年半もの間、ろくにお休みも取れずコロナと闘ってくださっている医療従事者の方々・またそれに付随する尽力してくださっている方々への感謝を忘れないように心掛けながら、いま一度、日々の生活を見直してみませんか？
そして恵まれた日々に感謝し、自身も内側から心も体も健康にしてくれるフラを踊れることに感謝し、ハワイアンで培ったAlohaはワクチンのように人を強くし、優しくもなれる。そのAlohaワクチンをシェアし、周りを少しでも和やかに、そして明るくするお手伝いが、ハワイアンに触れている私達の出来る事の1つではないかと思っています。

　昨年、初めての無観客ライブにて出演させていただいた Loco Moco Sunset "Feel the Mana" 2020 から戴いたビデオを、踊った時の気持ちを織り交ぜたメッセージを加えてシェアします。
フラで感謝を伝え、踊る私達も心と体が浄化されAlohaを保つことができ、それを家族や周りにシェアすることにより、殺伐とした日常生活に優しさを伝染できるのでは…と信じて踊っています。

モアナズ・オハナの皆様も、まん防になったから…と、決して気を緩めることなくレッスンにお越しいただければと切に願います。